レンガ造りの構造物を探してみませんか?【北海道遺産】江別れんがの歴史

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イメージ:レンガ造りの構造物を探してみませんか?【北海道遺産】江別れんがの歴史

この記事のサマリー

  • ハイコート文京台は江別の歴史をリスペクトしたデザイン
  • 【北海道遺産】に選ばれている江別レンガの歴史
  • 江別レンガを体感できるスポット、施設

目次

ハイコート文京台の外観は江別の歴史をリスペクト?

北海道江別市にある学生マンションハイコート文京台は、春の入居率100%、卒業までの入居率96%という、周辺大学である酪農学園大学・北翔大学・札幌学院大学の学生に人気の賃貸マンションです。
イースト棟とウエスト棟の2棟からなるハイコート文京台は、鉄筋コンクリート造、地上9階建てで、あらためてその外観を見ると、最上部のペントハウスは昔のサイロを彷彿とさせるデザインで、建物全面にはレンガ調タイルが貼られていることに気づきます。
私の推測ですが、この建物は、周辺環境に自然に溶け込むよう、江別の歴史をリスペクトしてデザインされたものなのではないでしょうか。
というのも、江別市は酪農が盛んだったという歴史と同時にレンガのまちとして有名です。2004年10月には「江別のレンガ」が、次世代へ引き継ぎたい有形・無形の財産の中から北海道民全体の宝物として認定する【北海道遺産】に選ばれています。
ということで、今回は道内外から江別市に引っ越して生活する方たちにも向け、あらためて江別市の歴史にフォーカスしてみたいと思います。


江別市民にとってレンガは、とても身近な存在です

江別市内を巡ると、都市の近代化が進んだ現在であっても、公共施設、商業施設、バス待合所、公園、モニュメントなど様々な場所にレンガ造りの構造物が目につきます。江別市民にとってレンガは、今もとても身近な存在なのです。
北海道におけるレンガの歴史を見ると、1856(安政3)年に現在の函館市で製造されていたという記録が最も古いものと言われています。その後、1877(明治10)年頃には札幌市にも民営のレンガ工場ができ、やがて旭川市にも広がっていったそうです。そして江別市では1891年(明治24)にレンガの製造が始まります。現在の野幌駅から野幌森林公園にかけての野幌丘陵にレンガの原料となる良質な野幌粘土が採取できるという恵まれた土地柄もあって、江別のレンガは北海道の開拓時代を支える建築用材産業として栄えました。最盛期の1950(昭和25)年の江別には、野幌駅を中心に実に15社ものレンガ工場が操業していたといいます。

江別駅周辺は石狩川の舟運と鉄道で賑わった

また、江別にレンガ工場が集まったもう一つの要因ともなったのが石狩川の舟運と鉄道があります。明治初期の江別は石狩川舟運の中継拠点でもあり、石狩川を通じて船で上流から集められた荷を、川のほど近くにある江別駅で鉄道に積み替えて札幌や小樽に運ぶ(その逆も含め)ことで物流の拠点として賑わったそうです。
現在のJR江別駅は約140年前の1882年(明治15年)に開業した大変歴史ある駅です。開業当時は手宮(小樽市)から幌内(三笠市)の間を結ぶ「幌内鉄道」の駅として誕生しました。幌内鉄道は、幌内炭鉱から採掘された石炭を本州へ輸送するため、北海道で最初に敷設された鉄道です。レンガ焼成の燃料となる石炭が鉄道を使って容易に運んでくることができたことも、レンガ生産に好条件だったといえるでしょう。

今も江別のレンガは道内生産量の80%、国内シェア20%以上

戦後は鉄筋コンクリート工法の登場などによりレンガ需要が減少。レンガ工場もどんどん閉鎖されていきます。現在では、道内の主要な生産地は江別市の野幌のみ。
江別市内で現在稼動している工場は、以下の3社です。
・米沢煉瓦(昭和14年4月操業)
・丸二北海煉瓦(大正10年4月操業)
・昭和窯業(昭和15年操業)
3社のみですが、レンガの道内の生産の80%、国内シェア20%以上を占める一大生産地であることに変わりはありません。

今も残る昭和20年のレンガ建築、酪農学園大学「精農寮」

江別市文京台の「酪農学園大学」敷地内には、昭和19年ごろ建築のレンガ造りの建物「精農寮」があります。この建物は酪農学園大学の前身である全寮制の「興農義塾野幌機農学校」の時に建てられた、教師と生徒が暮らすための寮だったといいます。この建物は「江別市都市景観賞受賞建造物(平成元年度)」に選定された貴重な歴史的建造物で、表面の化粧材としてのレンガ仕様ではなく、構造体として積み上げている本格的なレンガ建築です。「精農寮」のすぐそばにはレンガ造りのサイロも残されています。機会がありましたらぜひ訪れて、当時の歴史に思いを馳せてみてください。

さらに江別れんがを体感できる見学スポット

●江別アンテナショップGET'S
(旧ヒダ工場「EBRI」内)

所在地:江別市東野幌町3番地3
お問合せ:011-398-9558
ホームページ
江別市公式観光情報サイト
http://www.ebetsu-kanko.jp/store/naiyou.php?number=66


●ガラス工芸館

所在地:江別市野幌代々木町53番地
お問合せ:011-381-1060(江別市教育委員会生涯学習課)
ホームページ
江別市公式観光情報サイト
http://www.ebetsu-kanko.jp/store/001.php



●江別市セラミックアートセンター
所在地:江別市西野幌114番地の5
お問合せ:011-385-1004
ホームページ
江別市公式観光情報サイト
http://www.ebetsu-kanko.jp/store/002.php

まとめ

今回は江別市の歴史、主に江別レンガの話を中心に書いてみました。
レンガ建築はヨーロッパなどで教会、宮殿、公共建築など本格的な建物などに使われてきた歴史もあって、風格や重厚感を感じます。また、自然素材である粘土から作っているため、化学建材にはない温もりを感じます。
もし江別市に住んだり訪れたりする機会がありましたら、ガイドブックにも載っていないようなレンガ建築を探してみるのも楽しいかも知れません。


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