新大学生、初めての一人暮らしに役立つ!引っ越し前後のやることリスト
この記事のサマリー
- 引っ越し業者の選定や家具の購入など、準備は遅くとも2ヶ月前からスタート!
- 1日も早い快適な一人暮らしのために、荷ほどきは引っ越し当日に済ませよう。
- 家賃や光熱費などの支払い日や、支払い方法の重要事項は忘れずに記録しよう。
目次
現在高校3年生で、これから大学に進学する学生にとって、一人暮らしやそのための準備は初めてという方が大半でしょう。今回の記事では、新大学生が安心して一人暮らしをスタートさせるため、引っ越し前後にやるべきことをまとめました。また、引っ越しに関連し「大学生の引っ越し準備。ムダなく効率的に進めるポイントベスト3を解説!」の記事も合わせてご覧いただくときっと参考になるはず。是非ご一読ください。
引っ越し前
引っ越しの準備を進めるには、スケジュール管理とやることリストの作成が必要不可欠。とは言っても、進路が確定する時期には個人差があり、明確で確実なスケジューリングが困難なため、遅くとも2ヶ月前から引っ越し準備のためのスケジュールを立てることをおすすめします。また、引っ越し前チェックリストのPDFデータはこちらよりダウンロード出来ますので、皆さまの引っ越し準備にお役立てください。
2ヶ月前までにすること
- 新居の契約 2022年4月から成人の年齢が18歳に引き下げになります(関連する記事はこちらをご覧ください)が、現時点では20歳以下は未成年のため、保護者同伴で契約内容の確認をします。印鑑や連帯保証人の同意書が必要ですが、他にも契約に必要な書類は管理会社によって異なります。揃えるのに時間がかかる書類などもあるため、余裕を持って契約のスケジュールを組みましょう。
- インターネットの契約 最近は無料で使用可能なWi-Fi付きの賃貸マンションやアパートが多いですが、そうでない場合は早めの申し込みが必要です。インターネットの工事に時間がかかることも想定されるので、新居が決まった段階で工事日の設定をしましょう。
- 引っ越し業者の選定 引っ越しを業者に依頼する場合は、複数の会社から相見積もりをとって、価格やサービスを比較するのがおすすめ。荷物の量や移動距離によっては、業者に頼まないで引っ越しをするという人もいます。
- 引っ越し日の決定 引っ越しの手段が決まれば、次は引っ越し日を決定します。引っ越し後にするべきことが多いため、遅くとも入学式の1〜2週間前までに新居への移動を済ませましょう。
- お部屋の採寸 内見時や契約時など現地へ赴く際、図面とメジャーを持ってお部屋の中のあらゆる箇所を採寸します。家具や家電の購入、お部屋のレイアウトを決めるのに必要です。またベッドなどの大きな家具が、物件の共用スペースから搬入できるかも事前に確認しましょう。
- 家具・家電の購入 学生の一人暮らしでは、家具や家電付きのマンションも人気がありますが、自分で揃える必要がある場合は、お部屋の寸法に合わせて購入します。コロナ禍の影響で、オンラインの物流はますます盛んになり混雑しています。選ぶものによっては配送に時間を要するケースもあるため、新居の確定と同時に考え始めましょう。
1ヶ月〜2週間前までにすること
- 荷造り開始 自分の荷物の量に合った適切なサイズ・数の段ボールを用意するため、引っ越しの準備を機に断捨離や整理をしましょう。入居後まで使わないものから荷造りを始め、段ボールの外に中身や使う場所が一目で分かるよう、サインペンで書いておくと荷ほどきがスムーズです。
- 郵便局の転居届 転居届の用紙は郵便局の窓口でもらうことができます。転送開始日を記入し、窓口へ持参またはポストに投函します。詳しくはこちらをご覧ください。
2週間〜3日前までにすること
- 転出届の提出 現在住んでいる場所と別の市町村へ引っ越しをする人は、旧住所の管轄の役所にて転出届の提出が必要です。提出期限は、引っ越しの2週間前〜当日までなので注意しましょう。
- 電気・水道・ガスの契約 新居の管轄の会社で、それぞれ契約をしましょう。その際、使用開始日・支払い方法や支払日などの重要事項を、忘れずにメモなどに記録しておきます。電気は入居日に部屋の中にあるブレーカーをONにすると使用可能です。水道も電気同様、蛇口をひねるだけ。ガスは事前にガス会社と立ち合い日を設定し、ガス栓を開けてもらう必要があります。
3日前〜前日にすること
- 荷造りの最終確認 引っ越し前日まで使用していたもの(化粧品や歯ブラシ)や、引っ越し当日から日常生活で頻繁に使うもの(携帯電話の充電器)、銀行の通帳や印鑑などの大事なもの(重要書類や常備薬)は、どこに入れたのか分からなくなることのないよう、ハンドバックやリュックなど自分で身軽に持ち運びができるよう、なるべくコンパクトにまとめましょう。
- 掃除用品の準備 雑巾・バケツ・ゴム手袋・クイックルワイパー・トイレ用品(トイレットペーパーなど)・ハンドソープ・タオル・ゴミ袋など、引っ越し当日に使用する掃除用品は事前にひとつにまとめて用意しておきましょう。
- 除湿剤・害虫駆除剤の購入 内覧の段階で結露があったお部屋や、築年数が古い物件の場合は除湿剤を購入しておくのが吉。また一戸建てほど多くないにせよ、地域や季節によって、アパートやマンションの室内に虫が発生するケースがあります。心配な方は集合住宅でも使用可能な害虫駆除剤を事前に不動産屋さんや管理人さんに聞き、用意しておくと安心です。
- 荷物の受け取り・搬入時間の確認 念には念を入れて、引っ越し業者や購入した家具・家電の到着日・到着時刻の確認をしましょう。
- 部屋の鍵を受け取る 鍵の受け取りについて、引っ越し前に不動産屋さんへ確認をしておきましょう。
引っ越し後
ここからは、引っ越し当日と引っ越しから14日以内にするべきことをご説明します。ゆとりを持って快適な大学生活のスタートダッシュを切るには、大学の入学式の1週間前を目処に引っ越し後の手続きをすべて済ませておくと良いでしょう。引っ越し後の手続きに関するチェックリストのPDFデータはこちらよりダウンロードが出来ます。
当日にすること
- 空っぽの部屋の状態の写真を撮る 退去時、部屋に破損がないか管理会社のチェックが入ります。一般に、借主は事前に貸主に敷金を支払い、退去する際汚れや損傷があれば、敷金で修繕が行われます。きれいに住み続け修繕箇所等が無ければ、敷金は貸主へ全額または一部返金されることが多いのです。後々トラブルにならないように、入居当日、引っ越し業者が来る前に空っぽのお部屋を隅々まで撮影し、証拠として残しておくと安心です。
- 荷ほどきをする 面倒な荷ほどきこそ後回しにせず、当日に済ませましょう。大学生活が始まると履修登録やオンライン授業の準備などで忙しい上、一人暮らしで慣れない家事などもこなさなくてはいけないため、早めの住環境の整備が大事です。
- 運搬物の破損確認 引っ越しが一通り終わったら、家具や家電、お部屋の中が運搬時に破損していないかの確認をしましょう。引っ越し業者を利用して起きた予期せぬトラブルについては、保障の対象になる場合があります。
- ガス会社との立ち合い 新居がガスを利用している場合には、事前にガス会社と立ち合いの日程を設定し、ガスの元栓を開けます。引っ越し当日を指定することで、その日から入浴などの日常生活を送ることができます。
引っ越し後2週間以内にすること
- ご近所や管理人さんへの挨拶 初めての一人暮らしでは、急なトラブルなどの際に助けになってくれる、隣人や管理人さんとの付き合いは大切です。ですが女子学生の場合は、近隣挨拶が防犯上リスクになることもあり得るので、その点は注意しましょう。挨拶まわりでは、食器用洗剤やハンドソープなど安価でどこにでも売っているもので構わないので、余裕があれば手土産を持って行くと良いです。ただし今はコロナ禍で人との接触を避けたいと思っている人もいるので、感染状況を加味して挨拶まわりの時期を判断することをおすすめします。
- 各種住所変更 運転免許証・携帯電話・マイナンバーカード・クレジットカードなどの住所変更を行いましょう。また新居へ車やバイクを移す場合には、住居変更が必要になるのでお忘れなく。
- 転入届または転居届の提出 現在住んでいる場所と別の市町村へ引っ越しをする人は、新住所の管轄の役所にて転入届の提出が必要です。同じ市町村で引っ越しをする人は、旧・新住所の管轄の役所にて転居届の提出が必要。どちらも提出期限は、引っ越し当日から2週間以内なので注意しましょう。これらの提出を忘れると、選挙や成人式の案内など自治体から届く大事な郵便物が届かないことがあるので要注意!
まとめ
以上、新大学生が安心して一人暮らしをスタートさせるための、引っ越し前後のやることリストをまとめました。引っ越しと並行して大学生活の準備も行わなくてはいけないため、この時期はバタバタと忙しい毎日を過ごすことになるでしょう。
地元で暮らす家族や友人と離れて過ごす大学生活に漠然とした不安を感じている方もいると思いますが、どんな場所も「住めば都です。」新たな環境での明るく楽しい日々を思い描き、引っ越し準備やその後の手続きを進めてもらえると嬉しいです。
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