進学を期に実家を離れ、これから一人暮らしをするというお子さんがいる保護者様に、お部屋を選ぶときのヒントの一つをお伝えしたいと思います。それは、物件の建築構造に関わる話です。
建築物にはさまざまな構造があることはご存知だと思います。アパート、マンションは概ね木造もしくは鉄筋コンクリート造です。
お伝えしたいのは、建築構造の違いによって住み心地や安全性に違いがあるということです。ここでは、鉄筋コンクリートの優位性に絞ってお伝えします。

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鉄筋コンクリート構造とはどんな構造？

まず、鉄筋コンクリート構造（RC構造ともいいます）とはどんなものなのか。鉄筋コンクリートは、圧縮される力に強いコンクリートと、引っ張られる力に強い鉄筋の性質を組み合わせることで、圧縮にも伸張にも強く安全な建物を実現させる構造です。また、鉄筋は、アルカリ性のコンクリートで被われることで、錆びにくくなります。コンクリートも防波堤や消波ブロック等に使用されるように、過酷な環境においても強度の低下が生じにくい耐久性を持っています。

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身の回りの公共建築に鉄筋コンクリート造が多いわけ

見渡すと私たちの身の回りには、鉄筋コンクリート構造で作られた建築物がたくさんあります。それは、耐久性があり、安全という優位性があるからです。
災害時の避難施設に指定されている学校や公民館をはじめ、病院、ダムや橋など、災害に対しても安全で耐久性が求められるものには、鉄筋コンクリート構造が使われています。

鉄筋コンクリート構造が災害に対して安心できるわけ

地震や火災、台風などの災害に対し、鉄筋コンクリート構造が特に強さを発揮します。その特長を探ると以下の理由がわかります。

耐震性能

建物に対して地震は様々な方向から強い力が加わります。鉄筋コンクリートの壁で構成される鉄筋コンクリート構造は、一体化した六面体なので、地震による外力を面で吸収・分散します。鉄筋コンクリート自体が重量のある剛構造なので揺れも少なく、優れた耐震性を発揮します。

耐火性能

鉄筋コンクリート構造は、構造躯体そのものが、火災に強い耐火構造なので外からの火に対しても、内から発生した火に対しても、他の構造に比べてハイレベルの耐火性能を発揮します。その強さは1000℃の炎に2時間さらされても燃えることがなく強度も低下しません。

鉄筋コンクリート構造は、エアコンの効きがいいので省エネです

鉄筋コンクリート構造は気密性が高い上に、蓄熱性（熱を貯める力）が他の素材に比べて大きいといえます。これは「暖まりにくくて、冷めにくい」ということにもつながります。つまり室内の温度変化が外気温に同調しにくいため、暑い時の冷房、寒い時の暖房など、エアコンの効果が素早く室内に反映されるため、省エネが叶います。

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遮音性能が高いので快適に暮らせます

遮音とは外部からの音を遮ることですが、基本的に重い（比重が大きい）材料ほど遮音能力が高くなります。鉄筋コンクリート構造は重量がとても大きいので、他の構造（材料）と比較して遮音性能が非常に高いということができます。

鉄筋コンクリート構造に住む場合の注意点

鉄筋コンクリート構造のマンションに暮らすうえで注意しなければならない点もあります。先に述べたように、鉄筋コンクリート構造は気密性が高いゆえに、窓の内側や家具の裏などで結露が生じることがあります。そして結露は放置しておくとやがてカビになってしまいます。結露やカビを生じさせないためには、壁に家具をべた付せず、室内の湿度を極端に高めすぎないよう配慮をするといいでしょう。料理や入浴時に換気扇などを使う習慣をつけるといいでしょう。

まとめ

ここまで、鉄筋コンクリート構造の建物に住む利点を見てきました。まとめると、
地震や火災などの災害等に強い
省エネに富んだ生活が可能
遮音性が高いので静か
ということがいえるでしょう。

鉄筋コンクリート構造という点からもおすすめしたいのが、江別市の「ハイコート文京台」です。各室エアコン装備で、「オートロック」「カラーモニターインターホン（録画機能付き）」の設備はもちろん日中は管理人さんが常駐していますので、親御さんの安心度も高い物件です。