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大学生が余裕を持って新生活をスタートするための、 引越し前後の手続きのポイントとは?
この記事のサマリー
- 引っ越し前後それぞれ行うことを整理しておきましょう。
- 引っ越しに関する各種サービスやインターネットからできる手続きを確認しておきましょう。
- 住民票の移動をしないと、色々なデメリットがあります。
目次
進学先の大学が決まり、ひとり暮らしを始める住居も決まり、さていよいよお引っ越し。抜かりなく転居を完了し、余裕を持って新生活をスタートさせるために覚えておきたいポイントをまとめてみました。
◯1ヶ月前まで
大まかに引っ越しの1ヶ月前までに決定しておかなければならないのは以下の3点です。
新居が決まり住所が明確になることで、さまざまな手続きをスタートすることができますので、まず第一歩は新居の決定です。
□新居の決定
□引越し業者に依頼する場合は、業者の決定
□引越し日の決定
◯2週間前まで
□市区町村への転出届提出
住民票の移動は、元の市町村での転出届と、転居先での転入届が必要です。まずは引っ越す前に転出証明書を入手しておきましょう。
□郵便物の転送申し込み
実家に届く自分宛の郵便物を、期限は1年間ですが、無料で転送してもらえるサービスがあるので申し込んでおいて損はないでしょう。
□インフラの契約
転居先のガス、水道、電気などの生活インフラの手続きが必要です。今はほとんどがインターネットから使用開始・休止の申し込みができます。ただガスは引っ越し当日に開栓工事の立ち合いが必要な場合がありますので、余裕を持って手続きをしましょう。
また、個人で電話やインターネット契約が必要な場合は、こちらも手続きをしておくと良いでしょう。
◯引越し直前
効率的な引越しの準備に関してはこちらの記事を参照ください。
「大学生の引っ越し準備。ムダなく効率的に進めるポイントベスト3を解説!」
◯引越し後
□段ボール処分
荷解きをした後の段ボールは資源ごみに分類されるため、基本的に資源ごみ回収の日にしか処分することが出来ませんが、引っ越し業者の中には、当日及び後日に段ボールの引取り・回収サービスを行なっているところもあります。サービスを利用するのには条件もあるので、事前に確認してみましょう。
□公的届出
市区町村への転入届提出
□各種登録住所の変更届
住民票を移しているのであれば、免許証、マイナンバー、パスポートなどの住所変更もしておいた方がいいでしょう。
□インフラの使用に関わる手続き
インターネット等、自身で手続きが必要な場合、申し込みから開通まで時間がかかるので、引っ越し前に確認しておきましょう。
ガスや電気、水道などの使用や支払いに関する手続きは完了していますか?
□挨拶(近隣・管理人)
引っ越し時の近隣への挨拶は、古い慣習のように思われがちですが、セキュリティの観点からは、近隣と挨拶できるような関係が有効だと言われています。
また、大家さんが近くに住んでいたり、管理人さんが駐在している場合はきちんと挨拶をするのは最低限のマナーです。何かトラブルがあったときにきっとお世話になるはずですから。
○実家を離れるのなら、学生も住民票を移した方が良い
学生の場合、概ね住民票を移さなくても罰則を受けることはないようですが、移さないことによるデメリットの方が多いと思われます。
かつて我が家の長男が北海道を離れて関西の大学に通っていた頃、住民票を移していなかったため、自動車の免許の本試験を帰省したタイミングに札幌で受けなければならないということがありました。運転免許の試験や更新は、住民票のある管轄地で受けなければならないため、余計な手間がかかった一例です。
以下は住民票を移動させない場合のデメリットの例です。
◯健康保険証、年金保険料などの書類が実家に届く
◯運転免許の試験や最初の更新の会場が実家近くになる
◯成人式の案内が実家に届く
◯選挙の案内が実家に届く
等
ちなみに住民票移動の手続きは
元の住所とは違う市区町村に引越しをする場合、以下の手順を踏むことになります。
①元の市区町村で「転出届」を出し「転出証明書」をもらう
②引越し先の市区町村に転居後に「転入届」を出す
転居後14日以内に、新しい住所の最寄りにある市町村区の役所で手続きをすることになります。このとき転出届のときに窓口で渡された「転出証明書」を提出します。
まとめ
引越し前後の必要な手続きのポイントをご紹介してきました。
余裕を持って新生活をスタートするためにも、早め早めを心がけて準備を行うのが良いでしょう。
今の時代はさまざまな手続きがネットからできますので、できること、できないことの区分けもしておくと効率的です。
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