Withコロナ時代の大学生が、一人暮らしのお部屋探しで見るべき3つのポイント
この記事のサマリー
- オンライン授業には、高性能なWi-Fi環境が無料で付いた物件がおすすめ
- おうち時間が増え動画を見る機会が多い大学生の住まいは、遮音性の高さが重要
- 1年の半分暖房を使用する北海道で暮らすには、日当たりの良さは欠かせないポイント
目次
2021年9月30日、北海道では3回目の緊急事態宣言が解除されました。若年層へのワクチン供給が進んでいる一方で、新型コロナウイルスの「第6波」を懸念する声があるのも事実です。いずれにしても、来年春から大学生になる皆さんは、オンライン授業と対面授業の両立を求められることと思います。そんなWithコロナ時代を生き抜く新大学生が一人暮らしをする際、お部屋探しで見るべき3つのポイントをお伝えします。
1.インターネット環境
今やオンライン授業が欠かせないコロナ禍の大学生活では、自宅のWi-Fi環境はお部屋探しでとても重要な要素のひとつです。またオンライン授業以外にも、おうち時間の増加で、SNSやYouTube鑑賞、オンラインゲームなどに楽しさを見出している学生が多いのが実状。
近年の動画配信サービスの普及により、今やパソコンやタブレット、スマートフォンで音楽や映画を鑑賞するのが当たり前の時代。以下にあげたように、Withコロナ時代の大学生には、インターネット環境が整備されていることはもはや常識で、ハイスペックなWi-Fi環境へのニーズが高まっているのです。
- オンライン授業
- YouTube、動画鑑賞
- SNS
- オンラインゲーム
- 音楽鑑賞
- 映画鑑賞
快適なインターネット環境を整備するには、自らプロバイダーと契約をして、毎月の使用料を払うのが一般的。持ち運びができるポケットWi-Fiを使用している方もいますが、通信容量に制限があるプランの場合は、料金超過や速度低下になる可能性が高いので注意が必要です。また鉄やコンクリートは電波を通しにくい性質を持っているため、ポケットWi-Fiは鉄筋コンクリート(RC)造の建物には不向きなことも。
最近の賃貸物件情報に、「インターネット無料」物件や「光ファイバー・ブロードバンド対応」物件などがあります。後者の物件にもあらかじめその設備が導入されているケースもあるので、契約や工事日の設定など面倒な手間を省けるという点では、どちらも利点はありますが、毎月の支払いがあるかないかという点では大きな違いがあります。大学生の一人暮らしの生活費は、親からの仕送りや奨学金、アルバイト代でまかなっているので、できるだけお金をかけたくないですよね。「インターネット無料」物件は、築浅優良物件はもちろん、それ以外にも選べる物件は数知れず存在します。これからお部屋探しをされる新大学生の皆さんには、入居したその日から快適なインターネット環境が無料で手に入る物件がおすすめです。
2.遮音性の高さ
2つ目に大切なのが、遮音性の高い物件を選ぶことです。先述したとおり、Withコロナ時代の大学生は授業の大半がオンラインで、自宅にいる時間が長い傾向にあります。対面授業やライブ形式のオンライン授業と異なり、特に注意すべきはオンデマンド形式のオンライン授業。好きな時間に視聴できたり、繰り返し見られたりとメリットもありますが、個人の集中力ややる気にゆだねられる点ではデメリットも。学生自身の集中力ややる気など内的要因は別問題として、周りの騒音などマイナスな外的要因はできるだけ防ぎたいですよね。周囲の生活音や話し声が気になったり、逆に自分が発する音が近隣の方の迷惑になったりと、集合住宅での暮らしに「音」の問題はつきもの。そこで遮音性の高さの観点から、私が大学生の一人暮らしに推奨しているのが鉄筋コンクリート(RC)造の物件です。
では、木造マンションとRC造マンションの特徴を見ていきましょう。
木造マンションの特徴
- 吸湿・放湿性があり、湿度をコントロールしてくれる
- 通気性に優れていて、カビが発生しづらく、アレルギー症状が出にくい
- 断熱性が高い
RC造マンションの特徴
- 遮音性が高い
- 耐久性・耐震性に優れている
- 気密性が高い
それぞれにメリットがありますが、Withコロナ時代の大学生は感染状況に応じて、今後もオンライン授業が増えるだけでなく、外出の自粛等の影響で帰省する機会やアルバイトが減ることが予測されます。一人暮らしでもできるだけ寂しい思いをしないよう、部屋に友人を招いて食事をしたり、好きな音楽や映画を見たりして、おうち時間を充実させる環境づくりが大切です。繰り返しますが、そのためには遮音性が高い鉄筋コンクリート(RC)造の物件を選ぶに越したことはありません。
3.日当たりの良さ
北海道は1年間の内、約半年暖房器具に頼る生活を送る人もいます。そんな寒さが厳しい北海道でWithコロナ時代の大学生が一人暮らしをスタートするには、お部屋の日当たりの良さはとっても重要なポイント。週の大半を自宅で過ごすと、自ずと光熱費がかさんでしまいます。でも、日中日が入る部屋であれば暖房をつける時間や熱量を減らすことができ、光熱費の節約になります。また朝に、部屋のベランダや窓からでも日光を浴びることは、心身共に健康に良いとされています。
次のことを意識して、日当たりの良いあたたかいお部屋探しをしましょう。
- 南向きにリビングがある
- 上下左右に住人がいる
- 建物周辺に日を遮る高い建築物がない
- 隣地との距離が十分に確保されている
- 築年数が浅い
これらすべての条件が揃っている物件は、日当たりが良くあたたかいお部屋の可能性が高いですが、実際に内覧してみないとわからないことも多いと思います。また、2.3.4の項目は入居中に状況が変動する可能性が十分にあります。したがって、日当たりの良い南向きのリビングや、断熱性能が劣化していない比較的築年数が浅い物件を選ぶと、失敗しないあたたかいお部屋選びができるでしょう。しかし鉄筋コンクリート造のマンションの場合、法定耐用年数が47年と非常に長いので、築浅物件でなくても安心して選択肢に入れてOKです。
まとめ
今回の記事では、Withコロナ時代の大学生が、一人暮らしのお部屋探しで見るべき3つのポイントについて解説しました。その他にも、長引くコロナ禍の影響による、おうち時間の増加に伴い、自炊やテイクアウトの需要が高まり、膨大なゴミの量も問題視されています。初めての一人暮らしは栄養バランスが偏りがちですが、料理がはかどる使い勝手の良いキッチンであれば、自炊も楽しくなりますよね。自分にとって快適な暮らしとは何かを考え物件探しや内覧をすると、あとあと後悔がないでしょう。また大学生の一人暮らしのお部屋の間取りは、ワンルームや1Kが一般的です。家にいる時間が長いとゴミが溜まるスピードが速いので、いつでもゴミを捨てられる環境のある物件はとってもおすすめ!酪農学園大学、北翔大学、札幌学院大学がある北海道江別市には、これらの条件をすべてクリアしている学生マンション「ハイコート文京台」があります。これから江別でお部屋探しをされる方は、是非一度ご覧ください。大学で授業が受けられる、気兼ねなく家族や友人と会える、そんな当たり前の日常が1日も早く訪れることを切に願います。
無料ダウンロードDownloads for Free
あなたに役立つ資料を無料でダウンロード!
間取りやお引越しに役立つ資料です。
ぜひご活用ください。